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中学三年生必見 高校野球までに必要な事 その1

今回は前回書いた 高校野球までに準備しなければいけない事の


1.ケガの有無について把握する


について書いていきます


そもそもなぜ ケガの有無を確認する必要があるのでしょうか??

それは以下の理由があります


1.野球肘を経験したことある選手は高校時代に再発する確率が高いから

2.練習する機会が減って治った感じがするから

3.だいたい最初の1ヶ月でケガするから


それでは一つずつ説明していきましょう

 

1.野球肘を経験したことある選手は高校時代に再発する確率が高いから

 


残念ながら高校入学までに約4割の選手がで野球肩 野球肘を経験したことあります


それはこちらのデータから分かります



このデータは小学生から高校入学までの選手のメディカルチェックを行ったものです


188名中 約4割の選手は野球肘 野球肩の経験があることを示しています


そして小学生時代に肘を痛めた事がある選手の半数は高校時代に再発します


(参考資料はこちら


私の経験からも野球肘を再発する選手は、小中学年代に野球肘を経験した選手が


圧倒的に多かったです


前回のブログでも書きましたが、高校野球の期間は約2年半です


その中で野球肘が再発して練習に参加できないことは


とても貴重な時間をリハビリに費やすことになります


更にまずいのが、三年生になり最後の夏の大会に向けて追い込んでいくと


肘が壊れてしまい最後の夏の大会に出れないケースも多々見てきました


これを防ぐには今の状態を把握する必要があります


痛みや違和感があれば 野球選手を多く診ている整形外科や


超音波エコーがある整骨院に行って肘の状態を確認しましょう


 

2.練習する機会が減って治った感じがするから

 

野球肘 野球肩は野球の投球動作をしなければ痛くないことが大半です


必然的にチームを引退すれば練習頻度 練習強度が減ります


そうなると治った感じがするんです


しかし、実際は治っているわけではありません


そしてそのままの状態で高校野球が始まり


練習頻度(毎日) 練習強度が急激に高まり


再発してしまいます


そして病院に行きたいのですが 中々オフがないチームも多いですし


まだ入ったばかりで下級生


監督さんとのコミュニケーションも取りにくく、休んで病院に行きにくい雰囲気があります


寮生になると全く病院の情報がない為にどこに行って良いのかも分かりません


そうなると痛みを我慢して練習をし、余計に症状を悪化させ


万全の状態に戻すまでに多くの時間を費やしてしまうのです


 

3.だいたい最初の1ヶ月でケガするから

 

これは私が高校野球のトレーナーをして来た経験上ですが


最初の1ヶ月で、ケガをちゃんと治療していない選手


トレーニングしていない選手は大体ケガします


そこで私は監督さんと相談し、新入生の練習強度を1か月間は


2・3年生の練習強度の7割にする事にしました


そうするとケガ人の発生確率はかなり減りました


また入部時に全員にメディカルチェックを行い、ケガの有無 過去のケガなどを把握して


練習参加基準に満たさない選手は病院へ行かせました


この様な対応をしてくれるチームに入れば良いのですが


この対応をしてくれるチームは稀です


なのでとにかくケガをしない為に、自分のケガの状態を把握して 


今の段階で故障部位は全てリハビリを行い、高校野球レベルの練習に耐えれるように


投球動作 柔軟性 筋力などをアップデートする必要があります


 

以上のような3つの理由から今の段階でのケガの有無を把握する必要があります


これは中々選手本人では気付けない事が多いです


なので専門的な人に診てもらい評価してもらう必要があります


9月から毎週火曜日18時に始まる中三スクールでは必ず入会後最初のトレーニング日に


超音波エコーを使って



野球肘の有無 過去のケガの状態を評価してからトレーニングを始めます


もしもここで野球肘の疑いがあれば、病院を紹介します


今なら1ヶ月投げなくても、なんら支障はありません


中三スクールはコロナウイルスの影響もあり限定6名になります。


ご興味がある方はぜひご連絡ください


次回は2.自分の成長段階を知るです。お楽しみに!!


お問い合わせ 電話 0849256007

メール naoseikotuin@hotmail.co.jp




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