これまで 1.ケガの有無を把握する 2.自分の成長段階を知る
ときてその3は
3.自分の正確な体力レベルを知る です
その理由は
1.誰が測定しても同じ数値が出る測定方法で計測してもらう
2.自分の現在地を把握して高校までに何に取り組むのかを明確にする
3.取り組みを考え常にまずは自分でプランニングする力をつける
それでは一つずつ説明していきましょう
1.誰が測定しても同じ数値が出る測定方法で計測してもらう
これは自分の能力を把握する為には絶対条件です
例えば1塁駆け抜け
ストップウォッチで計測した4.3秒と
光電管とういう誰が計測しても同じ測定値がでるもので4.3秒と計測するのでは意味合いが全然違ってきます
ストップウォッチだと、どうしても測定者の技量や何とか速いタイムを出してあげようとする気持ちでタイムが変動してしまいます
という事は本当にトレーニングした事が効果があったのかどうかは分からないという事になります
ストップウォッチでは0.2秒から0.6秒くらいの差が生じてしまうのである
参考文献はこちら
計測の正確性が無ければ実施したトレーニングが効果の検証は出来ません
という事はどの取り組みが成功だったのかがわからず
限られた練習時間の中でで大きな効果を期待することはとても難しいです
2.自分の現在地を把握して高校までに何に取り組むのかを明確にする
正確な計測が出来れば、今度は高校のレベルと比べて自分は今どのレベルにいるのかが
分かります
例えばスイングスピードが100kmならとても高校野球では通用するレベルではありません
私が高校野球で計測して来たデータで行くと高校のレギュラークラスのスイングスピードは130km以上はあります
そうなるとこの30kmの差をどうやって埋めていくかを計画していかなければいけません
筋量とスイングスピードは相関性があるので筋量を増やすのか
はたまたスイングメカニズム自体に問題があるので打撃技術自体を改善するのか
これは個人の状態によって対応が違います
なので正確な体力レベルを正確に計測してどの部分が足りないのかを見極めて
実行して、計測して結果を見て、結果から次の計画を導き出していきます
3.取り組みを考え常にまずは自分でプランニングする力をつける
高校野球では中々オフがないチームも多いです(なのでオフがあるかを進路を決める前に知っておきましょう)
という事は、外部の人にアドバイスを求めたくても、直接見てアドバイスを求める事はかなり難しいです
そうなると自分で今のデータからトレーニング内容をプランニングする必要が出てきます
これは基礎を知っていないと難しいですし、これをやれば良いんだという成功体験が無いと難しいです
なので中学三年生の間に正確なデータから自分でプランニングする経験をするしておく必要があります
どんだけトレーニングしてもうまくならない ケガばかり 試合に出れない
それはナビで言うと壊れたナビゲーションにとてつもない道を教えられて
目的地に到着出来ない事と一緒です
目的地に最短で到着できるようにしっかりプラニング出来る力をつけましょう
以上が
自分の正確な体力レベルを知る必要がある理由です
当施設では
プロ野球でも使用している光電管 WITTY
・SSKマルチスピードテスタ―
・ミズノMAQ
等の科学的測定を行い正確な体力レベルを測定し
高校野球で測定して来たデータと照らし合わせてトレーニングを行っています
ぜひご興味がある方はご連絡ください
次回は4.ウエイトトレーニングの原理原則 フォームの習得です
お楽しみに
お問い合わせ
0849256007
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